2007年07月27日

放射性肺臓炎について

放射性肺臓炎について


放射性肺臓炎についてです。

●概念

早期・急性期の炎症病変である放射性肺臓炎と、その結果遅れて起こる繊維化病変である放射線肺線維症がある


●分類

放射線肺臓炎: 照射野に浸潤影

放射線肺線維症: 照射野に線維化像

放射線閉塞性細気管支炎を伴う器質化肺炎: 遊走性のBOOP様病変

放射線びまん性肺胞障害: 照射期間中や終了直後に急性呼吸頻拍症候群に類似の病態を呈す


●発生率

胸部CTでみると30Gy以上の照射で70%の発生率

分割照射の方が発生率は少ない

化学療法との併用で発生率が高くなる


●症状

◇放射線肺臓炎

・呼吸困難: 90%以上

・咳嗽: 約60%

・発熱: 7%

◇放射性肺線維症

・労作時呼吸困難

・照射野が広いと呼吸不全

◇放射線閉塞性細気管支炎を伴う器質化肺炎

・発熱

・呼吸困難

・咳嗽

◇放射線びまん性肺胞障害

・高熱

・強い呼吸困難


●検査

・血液検査   ・炎症所見   ・SP-D,SP-A,KL-6の上昇   
 ・画像    ・肺機能検査


●治療

◇放射性肺臓炎、放射性肺線維症: 経過観察が主

◇放射線閉塞性細気管支炎を伴う器質化肺炎: ステロイド

◇放射線びまん性肺胞障害: ステロイドパルス療法



●放射線治療の副作用について説明しています。

胸部の治療
肺に照射をすると、数ヶ月位で咳、熱発、倦怠感、呼吸困難感が出現する場合があります。

これは放射線肺臓炎によるもので、ステロイドの内服で改善します。

肺臓炎になっても症状のでない場合が多いです。

数ヶ月以降には肺線維症が出現します。

これは照射範囲に含まれた肺が線維化を起こして固くなり、呼吸機能が落ちてしまう状態です。

もとの肺機能に応じて範囲を決めますので、肺線維症によって在宅酸素療法が必要になることは殆どありません。

気管に照射を行うと空咳が出るようになります。

咳が強くて睡眠が障害されることはありませんが、強い場合には咳止めを処方します。

治療終了後もしばらく続くことがあります。

食道が照射範囲に含まれると、放射線食道炎が現れます。

照射開始後2週間程度で症状が出始めます。

はじめは多少喉がいがらっぽい感じで始まり、徐々に飲み込むと痛みが出るようになります。

全く食事が摂れないくらいの強い症状は殆ど出ませんが、併用する薬の種類によっては強く出る場合があります。

症状が現れた場合には食道炎に対する薬を処方しますので食前に内服してください。

胸椎が照射される場合には、数年後下肢の麻痺が出現することがあります。

通常は途中で斜め方向からの照射に変更して照射野からはずします。

ただし病変の状態によってははずせないこともあります。

食道の繊維化がおこり、嚥下困難感が現れることがあります。

心臓に照射した場合心膜炎がおこり、心嚢液がたまる場合があります。

心嚢液の量が多く心不全になるときには排液の処置が必要になります。


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posted by 大好き健康A at 15:28| 放射性 肺臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

過敏性肺臓炎について

過敏性肺臓炎について



過敏性肺臓炎ついてです。



●はじめに

 発熱や急速に進む呼吸困難や咳で発症して胸部レントゲン撮影で両側肺にすりガラス陰影を見られるのがこの病気の典型的なパターンです。

大量の過敏反応の原因となるアレルゲンを吸入したことが原因で発症します。

 

●夏型過敏性肺炎

 東北地方以北の寒冷地域には、幸いなことに少ないのですが、西日本を中心に高温多湿の日本の夏に発生することからこの名前がつきました。

特に古い日本家屋で湿気の多い浴室や台所で働くことが多い主婦に多く発症します。

原因はカビの一種のトリコスポロン・クタネウムが原因とされています。

軽症のときには長引く夏風邪様の症状が数年続いて繊維化が進んでから見つかることもあります。

通気と家屋の改造により軽快しますが、 ステロイド治療が必要な場合もあります。


●農夫肺

 農家で堆肥中に発生したカビの吸引や、きのこ栽培農家などで胞子が原因で過敏性肺臓炎をおこすことがあります。

 

●加湿器肺

 家庭内で使用している加湿器を洗わずに水を足すだけ使用していたり、水が残ったまま仕舞っていた加湿器を掃除せずに使用したしたときに発症します。

アレルゲンはカビです。

入院すると数日で軽快するが、退院して家に帰ると再燃するということを繰返して始めて診断つくことがよくあります。

確定診断には誘発試験として原因と思われる加湿器を慎重に使用して症状の発現を確かめる方法が必要です。

エアコンなどでも同様のカビによる過敏性肺炎がありそれらを合わせて換気性装置肺と呼ぶこともあります。

 

●過敏性肺臓炎の診断

 び慢性肺浸潤の診断にはまず、組織診断とし気管支鏡による経気管支肺生検といって肺のごく一部を採取して顕微鏡検査をします。

過敏性肺に特徴的な顕微鏡所見が得られれば、発症の仕方やレントゲン所見と合わせて過敏性肺臓炎が診断できます。

 

●治療

 治療の基本は原因物質からの隔離です。多くの過敏性肺臓炎は入院することで原因から隔離されたことで急速に改善をします。

重症になると酸素吸入や人工呼吸が必要になることがあります。

その際には治療のために副腎皮質ステロイドを投与します。

改善後に退院すると再燃することがあります。

その際には原因物質の除去に努める必要があります。

一部の患者さんでは完全に原因物質を除去することができなくて副腎皮質ステロイドを内服してもらうことがあります。


有難う御座いました。
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posted by 大好き健康A at 15:24| 過敏性 肺臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

肺臓の病気について

肺臓の病気について


肺臓の病気についてです。

肺臓は左右一対の大きな臓器です。主たる働きは呼吸機能です。

外界から空気を吸い込み、気管・気管支を通り、肺臓の中の肺胞と呼ばれる部位で酸素を体内に取り込み、炭酸ガスを体外に排出しています。

呼吸の回数や深さにより調節し、血液の中の酸素レベルを一定に保っています。

この働きが無くなると酸素不足になり身体に悪影響を与えます。


 肺の換気する重要な場所は肺胞です。肺胞は周囲に毛細血管が取り巻き、酸素と炭酸ガスのガス交換をしています。

肺胞に炎症が起こると、浸出物や炎症産物が増加し、ガス交換が不良となります。

炎症は肺胞のみならず気管支にも影響を与えるために外気の吸い込みも減少します。

高濃度の酸素の投与が必要となります。


 炎症の代表的なものは肺炎です。

発熱や咳漱、喀痰が起こり、白血球の増加など炎症所見を示すデータが悪化し、胸部レントゲン撮影により診断が確定します。

ただし、高齢者の場合には平熱でも、何となく元気がない、食が減ったなどの段階で既に肺炎の初期の場合もありますのでご注意下さい。


 原因としては細菌やウイルスなどの微生物が大半です。

細菌感染による肺炎の場合には細菌の検出や同定とともに、有効な感受性を持った抗生物質による治療が必要です。

軽症では外来加療も可能ですが、高熱を起こし呼吸困難を伴う重症例・多臓器に何らかの合併症を有する場合や高齢者では入院しての抗生物質の点滴治療が必要になります。


特殊な感染としては結核菌による感染があります。

肺結核の治療は以前のような長期の投薬例は少なくなっています。

最初から2〜3種類の有効な薬剤を3ヶ月ぐらいの短期の投与により治癒させることが可能となっています。

なお、再発の場合は別で、治療に難渋する例が多くみられます。


 戦前は、肺結核は国民病と呼ばれ死亡率がトップでした。

戦後の抗生物質の開発と使用により激減しましたが、最近になり肺結核が徐々に拡大しています。

結核菌による場合には本人の治療と同時に周囲に対する二次感染の予防も重要です。


 ウイルス感染では有効な薬剤は少なく、ワクチンによる予防と体力との勝負になります。

十分な補液により脱水などを予防し、細菌感染の併発では有効な抗生物質を投与します。


 稀にはアレルギー性の変化が肺胞の周囲に生じて、その組織に線維化が起こり、ガス交換が不良になることもあります。

原因が不明なことが多く、ステロイドホルモンによる治療が必要な場合があり、難病となっています。


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posted by 大好き健康A at 15:19| 喉 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

爪 役割・構造について

爪 役割・構造について


爪 役割・構造についてです。

爪の役割・構造
爪は動物にも人間にもありますが、何のためにあるのでしょうか?
動物の爪は獲物を倒し、木に登り、木の皮を剥ぐと言った役割があります。

では、人間の爪はどの様な役割があるのでしょうか?


●爪の仕事
私たちの指先は細かい仕事をする様にできていて、感覚器官がよく発達しています。

その為、人間は動物と違う、文化的、芸術的な仕事ができるのです。

まず第一に、爪はこの敏感な指先を保護する為にあります。

例えば指で物をつかむ時には、指先に力をいれます。この時に、爪が力を支えて指先に力を入れて物とつかむ事が出来るのです。

何らかの原因で爪を抜いてしまった場合には、痛みがなくなっても爪のない指先には、力が入らず物を上手くつかむ事が出来ません。

これは、小さな小指でも足の指でも同じ事が言え、もしも足の指に爪がない場合には、歩くときにつま先に上手く力が入らず、体を上手く支える事が出来なくなってしまうのです。

この様に、爪は指先を保護すると共に、細かい人間的な作業をする上で大変重要な役割を果たしているのです。

この他にも、痒い所を掻く事もありますが、これは爪の本来の仕事ではありません。

おしゃれの為に爪を長く伸ばしている女性を見かける事も多いですが、爪は伸びすぎていても不便なもので、小さな物をつまんだりする細かい作業の場合には、その仕事が難しくなってしまいます。



●爪の成分
爪は指の先端についている硬い部分で、爪甲と言います。

爪甲は硬いのですが、骨や軟骨とは関係なく皮膚の付属物で、皮膚の最も表面の角層と言う部分が変わった物なのです。

この角層はケラチンと言う物からできていて細胞ではありません。

爪甲は皮膚と少し違っていて、硬いケラチンからできていて、ここには細胞はありません。

爪甲は爪の根元の爪母と言う部分から作られ、出来立ての爪は柔らかく、外側からの刺激に対してもろいので、その上を皮膚が覆って保護しているのです。

爪甲の上をおおう皮膚を爪上皮と呼びますが、これが「あまかわ」です。

あまかわがないと爪を傷つける事が多くなり出来た爪の形がおかしくなってしまう事があるようです。

爪甲の乗っている部分を爪床戸と言い、これも皮膚の一部で、表皮と言う細胞の層からなっています。

この部分は普通に皮膚と多少異なり、角層がないのですが、これは爪床の角層が爪甲にあたる為です。

ですから、爪床の表皮は爪甲が先端に向かって伸びると、平行して指の先端に移動してくるのです。

この様に爪甲は、爪甲と爪床の部分で下の組織とつながっているので簡単に抜けることはないのです。

ですが、爪を伸が伸びて爪床と離れると、もろく壊れやすくなってしまいます。

長く伸ばした爪が壊れやすくなるのは、この為だと言われています。



●爪半月
爪半月は未完成の爪の事で、爪甲の根元を見ると、乳白色で不透明な三日月状の部分があります。

これが爪半月と呼ばれまだ完全に出来上がっていない場所で、爪床とも密着していません。

また、硬いケラチンが少ない為、少し柔らかいので強く押すと鈍い痛みを感じます。

人間で言うとまだまだ、赤ちゃんである爪半月はあまかわに保護されて硬い爪になって行くと言う事なのです。

よく爪半月は、健康のバロメーターと言われ、これがはっきり出ていれば健康で、なくなると病気である。

と言われますが、これは必ずしも本当の事とは言えません。

爪半月がよく出ているかと言う事は大体生まれつきのもので発育の早い爪ほど爪半月が大きく、はっきりしています。

逆に伸びの遅い(悪い)人は爪半月が見えない場合もあるのです。

ダイエットやその他の何らかの理由で著しい栄養失調の状態になると爪の伸びも悪くなり爪半月がなくなる事もあります。

この様な意味からですと、爪半月がはっきりしていると言う事は爪の伸びがよく、健康状態が良好であると言えるでしょう。

ですが、糖尿病や、高脂血症などの内臓疾患のある人でもはっきりしている場合もありますし、全く爪半月がなくても健康な人はたくさんいるのです。

ですから、爪半月の有無は病気のバロメーターとはなりませんし、病気の診断にも役立つ事はありませんので、これについて、あまり神経質になる事はない様です。

爪半月の形は、きれいな三日月型の曲線を描いているのが普通ですが、まれにとがった山型や三角のものもあります。

この様な形の異常も病気とは、関係ない様なので気にする事はありません。

ですが、爪半月の色が変わってくる場合は注意が必要です。

爪半月はまだ完全に出来上がっていないので、爪を通して下の状態を見る事ができます。

この時に爪半月の変色に注意して下さい。

皮膚の小さな静脈がうっ血して青みをおびた赤色に見える場合や青みをおびた褐色に見える場合は、何らかの全身疾患がある場合が多いので、早めに医師の診断を受ける事をお勧めします。



●爪の伸びる速さ
日本人の成人の場合、爪は1日に平均0.1ミリ位だと言われています。

ただ爪の伸びる速さは人によってかなり差があり早い人では1週間で1.2ミリも伸びる人もいる様です。

足の爪は手の爪に比べて伸びる速さは遅く、その伸びは手の爪の1/2〜1/3の速さです。

手の爪でも右利きの人は左の爪に比べ右手の方が早く伸び、指のうちでは真ん中の3本が最も早く伸び、親指、小指の順番で伸びて行く様です。

また、爪の伸び方は年齢によってもかなり違って来るもので、小児期から20歳頃までが一番伸びが良く体の成長と関連がある様です。

それ以後は段々と伸びが遅くなり、50歳頃には幼児の爪の伸びに劣る様になって来ます。

ですが、一定期間の中で、爪が作られ量はだいたい決まっていると考えられていて、乳児の爪の伸びは大変早いのですが、薄くて柔らかい爪をしています。

これに対して老人の爪は伸びが悪く、そのために厚くなって濁った様になって来ます。

若く健康な人は爪の発育は活発で、弾力があり綺麗なピンク色をしているのが一般的ですが、若い人でも何らかの原因で爪の伸びが悪くなってしまうと、濁った厚い爪になる事もあります。

この様に、大体の爪の伸びる速さを覚えておくと、爪に横溝が出来た場合におよそ何ヶ月位前に、横溝ができる様な原因があったかを推測できますので、覚えておくと良いでしょう。


有難う御座いました。
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爪 横線・縦線について

爪 横線・縦線について


爪 横線・縦線についてです。


爪の横線・縦線
爪の横線や、縦線は過去の病気の結果におこるもので、珍しいものではありません。形や程度は色々で、その位置によっていつ頃のものなのかわかります。


●横溝のできる訳
爪に横溝ができるのは、爪の発育を抑える様な刺激が爪母に作用し、その刺激の強さや期間によって深さや幅が変わってきます。

非常に刺激が強く加わると深くなり、期間が長くなると幅が広くなるのです。

爪の横溝は初めに爪半月の外側の当たりに現れ、爪の発育とともに先端に移動して行きます。

この横溝は爪母に障害が加わってできる物ですから、現れるのは障害が加わってから、しばらく時間がたってからです。

(数週間後)ですから、現在出来ている爪の横溝の位置から、いつ頃に障害が起こったのか推測する事は容易にできるのです。

また、1本の爪に横溝が2〜3本同時に見られる場合は、正常な期間をおいて繰り返し障害が加わったと考えらます。

以上述べてきましたように爪の横溝は一時的に爪母が刺激された為に起こる場合がほとんどであり、現在の病気の状態を示すものではありません。

過去、数週間から数ヶ月前に起こった病気の結果を見ていると言う訳なのです。

もしも、爪の横溝の原因が全身性のものであるなら、全ての爪の同じ場所にできてきます。

そして、爪母の刺激によるものであるなら、そこの場所だけで起こり1〜2、3本の指の爪にしか現れて来ません。


●横溝と病気
爪の横溝が生じる時の全身的な病気は、急性熱性疾患や、慢性疾患で例えば、尿毒症や糖尿病、ビタミンA欠乏症、低カルシウム血症、などがその原因となります。

局所的な要因として皮膚疾患で、湿疹や、皮膚炎、円形脱毛症、乾癬などがあります。

また、爪母の外傷で怪我やマニキュアも原因となる様です。

この様に爪の横溝の原因には様々なものがあるのですが、最も多いのは、高熱で発病して1〜2週間で治る感染症や中毒の場合です。

慢性の病気では主に代謝異常による疾患で、病気が一時的に悪化した後に現れる様です。

この場合、溝は浅く幅が広いのが特徴です。

次にレイノー症状と言う手が冷たい水や風にふれた時に、指が白くなる状態があります。

これは、若い女性に多く見られ、指の小さな動脈が一時的に狭くなって血液が流れにくくなるために起こる現象です。

指先に血液が行かなくなると言う事は、爪の発育の障害になり、それが強く起こると横溝が現れます。

何度も繰り返してこの現象が起こると、一枚の爪に何本もの横溝ができてしまいます。

爪の横溝は、皮膚の病気でも起こる事が多く、前章でも述べた円形脱毛症や乾癬の時の点状の凹みと同様に横溝も現れる事があります。

ですが、最も多い皮膚疾患は、手の湿疹でそれが爪の根元の周辺まで広がって来た場合に起こります。

手の湿疹の大部分は水仕事の多い主婦にはよく見られ、治りにくいもので、慢性的な湿疹で爪の周辺の湿疹が急激に悪化した場合に横溝が生じます。

全身性のものとは異なってこの場合は、湿疹のある指だけに横溝が出来てきます。

これと同様な症状でひょうそうやカンジタによる爪周辺の病気の時にも起こり、いずれも爪周辺の病気が治れば自然に消えて行きます。

また、爪の根元に怪我をしたり、マニキュアによって爪母を傷つけた場合には爪甲が凸凹になる場があります。



●縦線
爪甲をよく見ると、縦に細い線が見える事があります。

これがはっきりと認められた場合には、爪の老化現象と考えられます。

縦の線は爪甲の根元から真っ直ぐに先端に向かって伸びていて、注意して触ってみると、多少盛り上がっているものと、少し凹んでいるものがあります。

縦線の程度は様々ですが、初めは1本位が現れ、段々と数が増してきます。

40歳頃から現れる事が多く、年齢とともに数が増えていき、50歳以上の人にはほとんどの人に見られる様になってきます。

縦線が高度になってくると、爪が縦の方向に割れやすくなり、これを爪甲縦裂症と言います。

この爪の縦線は、老人性変形なので、全身性の病気や栄養状態とは全く関係ありません。

縦線は老化現象ですから治す事は出来ませんが、爪甲縦裂症の様に爪甲が割れてしまう場合には治療の必要があります。

ですが、なかなか治りにくいようなので、早めに治療する事をお勧めします。

爪の根元に軟膏を塗ったり、絆創膏で固定して予防します。


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posted by 大好き健康A at 14:28| 爪 横線 縦線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

爪 へこみについて

爪 へこみについて


爪 へこみについてです。

爪のへこみ
爪をよく見ると小さな凹みを見つけることがあります。

これは、全く健康な人に見られる場合もありますし、何らかの病気が原因で起こる場合もあるのです。

どの様な場合に起こるのでしょうか?


●へこみと病気
爪の点状の凹みは爪甲の変化です。爪甲の一部に1〜数個現れますが、数が多い場合には横に並んだり、縦にいくつか並んで現れる事があります。

この凹みは爪の生長とともに前の方に進み、先端に近づき、なくなって行きます。

爪甲が爪母で作られる時に発育を抑えるような刺激が加わった場合に現れる事が多い様です。

もしもこの刺激が爪母全体に加わった場合には、点状の凹みではなく、連続した横の溝となって現れて来るでしょう。

爪の点状の凹みや横溝は、爪の栄養障害の現れでもありますが、これは全身の栄養状態とは関係ないもので、爪甲に限った栄養障害であり、爪の角化の異常なのです。
(角化とは、爪母から固い爪甲ができる状態の事を言います。)

また、円形脱毛症と乾癬と言う、皮膚の病気で爪の点状の凹みが現れる場合もあります。

爪甲の点状の凹みは、それ自体は全く無害なもので、やがて自然に消滅していきますが、

一度にたくさんできた場合や、何度も繰り返す場合には、皮膚科の専門医に相談してみる事をお勧めします。


●円形脱毛症
円形脱毛症とは、頭髪の中に丸く境がはっきりとした、脱毛部分ができる事を言い、1個の場合もありますがたくさんできてしまう事もあります。

ひどい場合には、頭髪が全部抜けてしまう事もある様です。

円形脱毛症の原因は、まだはっきりとはわかっていないのですが、ある範囲の髪の栄養障害とも言われています。

髪も爪も同様で、皮膚の角層が変化したものですから髪の病気の時には同時に爪にも変化が現れる事が多い様です。

円形脱毛症が起こった時に爪をよく観察すると点状の凹みが現れている事があります。

この凹みは比較的規則正しく並んでおり、特に横に並ぶものが多い様です。

点状の凹みは何本かの指に同時に見られ、大きさや深さもほぼ一定です。

もしも、髪が抜けるような刺激がある期間、繰り返し起こる場合には、縦に並ぶ事もあります。

この、円形脱毛症には、生まれつきの体質がある様で、一度起こると何回も再発しやすいのが特徴です。

再発する人の場合髪が抜け落ちてしまわない場合でも爪に点状の凹みが見られる場合がある様です。



●乾癬
乾癬も遺伝的な体質が関係ある皮膚の病気です。

これは、子供の時にはあまり症状が出ないのですが成人になってから頭や四肢の関節の外側に変化が現れ、境のはっきりとした赤い斑点で、その上に白っぽいかさぶたが固くつくのが特徴です。

痒みは強くありませんが頑固で、大変不快を感じるものです。

乾癬も皮膚の角化の障害によって起こる病気で、脱毛は起こりませんが、爪には点状の凹みが現れてきます。

この時の点状の凹みは円形脱毛症の時のものとは多少違って不規則に存在し、大きさにもばらつきがあります。

爪甲の点状の凹みは全身の栄養状態とは、関係がありませんが、皮膚の角化の異常が原因の場合あり、皮膚疾患と結びついている事が多いので、皮膚科の専門医に相談する事をお勧めします。


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スプーン 爪について

スプーン 爪について


スプーン 爪についてです。

スプーン状の爪
爪がスプーンの様に反り返る状態を匙状爪と言います。この状態の爪は灰色に濁り、厚くなってしまいます。

どの様な場合にこの様な状態になってしまうのでしょうか。


●貧血との関係
爪がスプーン状なってしまう理由は、爪母への血液の流れが悪くなった場合であり、その原因は2つあります。

1つは貧血と言う全身的な理由で、2つ目は爪周辺の組織にだけ血液が行きにくくなる場合です。

貧血と言っても様々な種類があり、その中でも鉄分がうまく利用されない為に起こる鉄欠乏性貧血に伴うものがスプーン状の爪です。

この貧血は最も多いタイプの貧血で、特に中年以降の女性に多い様です。

しかし、鉄欠乏性貧血のある全ての人がスプーン状の爪になってしまうと言う訳ではなく、この爪の症状は貧血の1つの目印と言えるでしょう。

自覚症状のないこの貧血にとって爪の変化は重要なサインとなります。

この爪のサインとは別に、鉄欠乏性貧血の場合の皮膚や粘膜の症状としては、赤く平らな舌と口角のびらんがあります。

口角びらんは、両側の口の角が赤く割れて、大きな口を開けると痛みが起こります。

スプーン状の爪と、赤い平らな舌、口角びらんが一緒のある場合には、鉄欠乏性貧血の可能性が強いので、早めに医師に相談する事をお勧めします。

貧血の改善の為の鉄剤を内服する事により、爪も目立たなくなってくる様です。



●職業との関係
貧血も皮膚の疾患もない健康な人の中にも、スプーン状の爪になってしまう人がまれにいるのですが、

この場合は、全身の病気とは関係ありませんので、全部の爪が変化してしまう事はなく、1〜2本の爪が変化する様です。

これは、強い酸やアルカリ性の物質と接触する事の多い職業の人に起こりやすく、原因は爪周辺の局所的な貧血によるものと考えられています。

この場合のスプーン状の爪の改善も、鉄欠乏性貧血の改善の為に使われる、吸収の良い鉄剤を内服する事によって改善されてくる様です。

スプーン状の爪は、ひどくなると凹んだつめに小さな物・・・例えば豆などを乗せる事もできる様です。

軽度の場合には先端の部分がわずかに凹む位です。

しかし、スプーン状の爪は灰色に濁り、厚くなって周囲のあま皮も目立ってしまいますので、早めに医師に相談し、改善する事をお勧めします。


●先天的
1〜2歳位の乳幼児の爪を見ると、少しだけスプーン状になっているものが多いのに気づきますが、

これは生理的な現象で、病気ではなく、もう少し大きくなると自然と普通の形の爪になってきます。

ですがごくまれに、この形が続き、このまま成人になってしまう場合もあります。

これを先天的な匙状爪と言います。

この先天的な匙状爪は、優性遺伝性の病気で、家族の中に同じような爪の人がいる事が多い様です。

この様にスプーン状の爪は先天的なものもあります。

この場合、全身性の疾患や、局所的な原因もありませんので気にする事はないのですが、外見を気にする様になった時や、美容上での問題がある様です。


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爪 黒いについて

爪 黒いについて

爪 黒いについてです。


黒い爪
爪に黒い筋が入っているのに気づく事は、時々あるものです。ほとんどの場合はメラニン色素の増加によるものと考えて良い様ですが、その現れ方によっては病気のサインである場合もありますので注意して観察してみると良いでしょう。


●メラニン色素
人間の皮膚の色を決めるものは、メラニン色素で、黒人はこの色素が大変多く、白人は少なく、黄色人種はその中間です。

皮膚にはメラニンを作る細胞があり、これをメラノサイトと言い、木の枝の様な突起を持っていて、これを通してメラニン色素を作り出しているのです。

メラニン色素を作る能力は遺伝的に、ほぼ決まっている様ですが、生まれた後に色々な影響でこの働きが変わって来る事もある様です。

メラニン色素を多く作る様になった場合には、肌の色が黒くなり、働きが悪くなった場合には色が白くなるのです。

メラニン色素の量が大変多い時には、その周辺の表皮細胞だけでなく、角質層にまでも色素が存在する事になり、爪甲の中まで入って来るがあります。

この時に、爪甲に黒もしくは褐色の筋が現れて来るのです。

色調はメラニンの量によって異なりメラニンが大変多い場合には濃い黒となり、少し少ない場合には淡い褐色になってくるのです。

黒い線は全て縦の方向にできて、幅は1〜2ミリ程度で正常な爪の部分との境がはっきりとして爪の根元から先端まで同じ幅で真っ直ぐに伸びています。

そして、この線は1枚の爪に1本できる事がほとんどですが、場合によっては2本以上できる事もある様です。

メラニン色素の量は人種や、遺伝によって決まっていますので、色の黒い人はこの黒い線が生理的に存在する場合があります。

黒人では当たり前に見られますし、日本人の様な黄色人種には1.6%の割合で現れる事があります。

白人の場合には、ほとんど見られる事はありません。




●爪全体の黒い線
爪の黒い線が手の爪だけでなく足の爪にも現れ、1枚の爪に何本もできる事がありますが、この場合は、全身的なホルモンの異常によるアジソン病の疑いがあります。

これは、副腎と言うホルモン臓器の働きが悪くなってしまうと言う悪い病気なのですが、この時、

副腎よりも中枢の下垂体からのホルモンの分泌が変わって、皮膚の色素産生細胞の働きが影響を受けてしまい、その結果、全身の皮膚が黒くなってしまうと言う病気で、爪には黒い線として現れてきます。

皮膚の色素沈着はゆっくりと現れてきますのでなかなか気がつきにくいのですが、爪の色の変化は大変わかりやすい様です。

ほとんど全ての爪に黒い線が現れるのが特徴で、手の爪だけでなく足の爪にも現れます。

また、1枚の爪に何本もできる事もある様です。

局所的な原因で起こる黒い線の場合には原因のあった爪だけに黒い線が発生し、やがて消えていきますので、その区別は容易なのではないでしょうか。



●黒い線の変化
皮膚にあるホクロはメラニン色素が1箇所に集まっている状態なのですが、このホクロが爪の根元の爪母や爪床の部分にあった場合には、そのメラニン色素が爪甲に現れて黒い線になる事があります。

小さい頃から思春期にかけて1本の指の爪に現れて、いつまでも消えずに残っていて、かなりくっきりと明確に現れている場合には、ホクロによる黒い線と考えて良いでしょう。

ホクロは誰にでもあるもので悪性のものではありませんが、極まれにホクロから悪性の腫瘍が発生する事もある様です。

その様な色素産生細胞からできる悪性の腫瘍を黒色腫と言います。

爪の下や根元にあるホクロが、もしも悪性のものに変化した場合には、爪に現れていた黒い線の形が変わって来ます。

境のはっきりしていた黒い部分からその周辺の正常な爪の部分に、黒い色が染み出して来る様な場合は、注意が必要です。

また、悪性のものになると、爪自体の変化も加わって来る様です。

この様に、長い間変わらずにあった爪の黒い線の色調や形態に変化が起こってきた場合には、すぐに専門医に相談する事をお勧めします。


普通のホクロから悪性の黒色腫に変化する事は、非常にまれな事ですが、機械的な刺激を繰り返し受ける事がきっかけになる事がある様です。

特に爪の黒い線の場合は、これを気にして、ナイフなどで削り取ろうとしたり、爪の根元を傷つける事が最もいけない事だと言われています。

手のひらや足の裏のホクロも刺激を受けやすい部分にある場合は小さいうちに切除してしまうか、出来るだけ刺激しない様に注意した方が良いようです。


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posted by 大好き健康A at 14:05| 爪 黒い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

爪 白いについて

爪 白いについて


爪 白いについてです。

●白い爪
爪の白い点は、爪甲白斑と言われ、病気とは関係なく、ほとんど全て手の爪に出来、足の爪には現れる事はありません。

若い女性や子供に多く見られ男性には比較的少なく、また、老人にもあまりおこらないものです。

その他に、爪床の白い斑点は肝臓や腎臓の病気と関係している場合がある様です。


●幸運のしるし?
爪に白い点が現れると、内臓に異常があるにかもしれない・・・などと心配される方もいるようですが、

内蔵の病気や皮膚の病気などとは全く関係なく、爪の作られる爪母の部分で、軽い角化の異常が起こってできるもので、

白い部分では、ケラチンの状態がおかしくなり、空気が入っていると考えられているようです。

この白い点を「幸福の星」と言って何か良い事が起こるかもしれない・・と考え、むしろ喜んでいる女性も多い様です。


爪の変化の中には確かに内臓の病気と関係のあるものもいくつかありますが、先にも述べた通り、この白い点は、「爪甲白斑」と言って、全く心配は要らないようです。

爪甲白斑の中には、点状のものの他に、線状、帯状、爪全体が白くなるタイプがあり、点状のものが最も多く、線状のものはまれにしか起こらない様です。

爪半月の近くに現れて、爪が生長すると次第に先端に向かって移動して行きますが、全て横であり、縦のものはありません。

幅は2〜3ミリで途中が切れている事もあります。

時々、一つの爪に2〜3本の横白線が同時にみられる事もあり、美容的な問題はありますが病気などの心配はない様です。

爪全体が白く濁る場合もありますが、これは、前の二つに比べてさらにまれな事で遺伝的な病気である事が多く、家族の中に同じような爪の人がいる場合が多く生まれてまもなくから爪が白く濁り、一生続きます。

いずれの場合も心配はなく、治療の必要もありませんが、有害なものなのか?と、どうしても心配な場合には、医師の診断を受けてみても良いのではないでしょうか。

「有害でないものでない」とわかれば今後、気にする必要がなくなり神経質になる事もありません。



●白濁
幼少の頃には、全く異常のなかった爪が成人になってから突然白く濁ってくる事がありますが、これは、前章の爪甲白斑とは異なり別の病気を考えなくてはなりません。

まず、考えられる病気としては、爪水虫ですが、これは全ての指の爪が同時に白くなる事はありません。

普通の爪があったり、白く変色して濁った爪があったりします。また白く濁る程度も爪によってまちまちです。

その他に、成人になってから全ての爪が同時に白く濁ってくるのは、肝臓の病気の疑いがある事が多く、

肝硬変の場合80%の人に爪の白濁が見られる様で、肝臓の病気の重要なサインである場合が多い様ですから、早めに受診される事をお勧めします。



●白い帯
爪が白く見えるのは、爪甲白斑と言う事は述べましたが、ここで述べる白い帯は、爪甲の変化ではなく、爪床の異常によるもので、爪半月に平行して横に走る白色で帯状の部分の事です。

この帯は爪半月と正常な爪の部分によって分けられ、幅は2〜3ミリで、爪半月と同じように曲線を描いて現れます。

白い帯とは言いますが、爪甲白斑の様にはっきりとした色調ではなく、淡い白色であり注意して見ないと見逃してしまう事もある様です。

爪甲白斑との最もはっきりとした違いは、爪の発育と一緒に動く事はなく、同じ位置に留まっていると言う所です。

この白い帯はネフローゼと言う病気の時に出て来ます。

ネフローゼと言うのは腎臓の病気で、血液中のタンパクが尿の中にたくさん排出されてしまう状態の事を言います。

この状態は様々な原因によって腎臓の慢性的な病気によって起こってきます。

白い帯は、ほとんど全ての爪全体に同時に現れ、手の爪だけでなく、足の爪にもみられ、小指よりも親指や人差し指、中指の方がはっきりと見られる様です。

以上をまとめると、薄い白い帯で爪が伸びても常に同じ位置にあり、手だけでなく足の爪にもできるものは、

低タンパク血症から生じる特徴的な爪の変化で大変重要なサインですから、早めに受診する事をお勧めします。


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爪 内出血について

爪 内出血について



爪 内出血についてです。

●内出血
血液が血管の外に出る事が出血ですが、特に皮膚の中で出血が起こっている時の事を内出血と言います。

爪の下の爪床で出血が起こっている場合は、爪甲を透して赤く見えます。

この出血は、局所的な外傷によって簡単に起こってしまうもので、例えばドアに指を挟んでしまった場合や、何かに強く打ち付けてしまった場合などに起こります。

爪の下の出血はこの他に、全身の病気で特に血液疾患の時に起こって来る様です。

出血しやすい病気の場合には大変軽い打撲などによっても内出血する事がありますので、注意が必要です。

爪の出血は起こる場所と出血の量によって大変特徴があるもので、初めは赤で、段々と紫に変わり、茶色、黄色、と変化して4〜5日で消えて行くのが一般的で、血管の外に出てしまった赤血球は長い間爪の中か
爪の下に残って、黒ずんだ色がしばらく見えているのが特徴です。

大きな出血が爪甲や爪床に起こった場合は、血の塊が爪の下に残り、爪甲は抜け落ちてしまう事もある様ですが、これは一時的なもので一般的にはすぐに新しい爪が生えて来るのが普通です。

しかし、爪の発育に大切な爪母に強い障害を受けた場合には後で生えてきた爪の形が変わってしまう事もある様です。


●線状出血
爪の出血の中で最も特徴のあるものは、爪下線状出血と言われるもので、毛細血管からの出血し、長さが1〜3ミリの縦の細い線として現れます。

初めはピンク色で、しばらくすると赤紫色に変わり爪甲を圧迫してもこの色は変わる事はありません。

線状出血は毛細血管に細菌がつまって起こる事が多く、亜急性心内膜炎と言う心臓の病気の時に見られる様です。

この時は高熱が続き、全身の衰弱が起こって来ます。

また、日本にはまれな病気ですが旋毛虫と言う寄生虫が毛細血管の壁を通って移動する時も、爪下の線状出血が起こる様です。

爪下の線状出血が見られた場合には、早めに病院での診察をお勧めします。


●血液の異常
爪全体が赤く見えるのは、非常にまれな事であり通常の爪は、光沢のあるピンク色をした美しい物です。

これは、爪の下(爪床)の血液が正しく流れている事を示す物であり、もしもこの血液に異常がある場合には当然、爪の色も変わって来るのです。

例えば、著しい貧血がある時には、爪の色も白くなって来ると言う事です。

血液の赤は赤血球中のヘモグロビンと言う赤い色素が含まれている為であり、赤い爪は多血症の時の重要なサインなのです。

多血症と言うのは、赤血球が増えてくる病気なので、爪甲を透して下の血液が普通よりも濃い赤色に見えて来ると言うものです。

多血症と言うのは、中年以降の男性に多く見られる病気で、疲れや、めまい、頭痛、耳鳴り、息切れなどの症状があり、段々と起こって来るものです。

これらの症状はちょっとした体調不良でも起こりがちなものなので、爪の色を注意して見るのは、大変重要な事なのです。

この様な症状が見られ、爪が赤くなった場合には、医師の診断を受ける事をお勧めします。

血液検査により確認できます。

多血症の他に爪が赤くなる場合は一酸化炭素中毒です。一酸化炭素がヘモグロビンと結びついて綺麗な赤色になります。

もう1つは、静脈の方に血の巡りが悪い場合や、動脈の中に静脈血が混ざっている場合にも起こってきます。

この場合、血液は綺麗な赤色ではなく赤紫色をしていて、爪を見るとうっ血の常態がよくわかり全体に赤紫色に変化しています。

これは特に爪半月の部分にはっきりと現れる様です。


●赤い点
爪床の細い血管が大きく拡張して、その中に血液が溜まる時には、爪に赤い点が認められます。

この状態を血管拡張と言い、内出血とは違い色も変わらず、爪の伸びと共に場所も変わる事はありません。

また、爪甲を強く圧迫するとほとんど消え、離すと現れて来ると言う特徴もあります。

この様に血管の拡張が爪の下に起こるのは、オスラー病と言う病気の場合が多く、その特徴でもあります。

オスラー病は子供の頃から鼻血が出やすかったり、大人になってからは、爪の下や口の中に赤い点の様な、ボツボツが発生して来ます。

この血管拡張は胃などの消化器にもでき、そこから、知らない間に出血して、慢性の貧血になる事がある様です。

このオスラー病は大変珍しい病気で、遺伝的な疾患です。


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posted by 大好き健康A at 13:52| 爪 内出血 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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